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鶏口と成るとも牛後と成る勿れ?

8月になっても酷暑が続いている。

例年、ドイツでは暑いが続いたとしても、せいぜい一週間位なもので、今年のように数週間も暑い日が続くことは、私の30年ほどの欧州生活にもなかった。

かつて日系企業で働いていた時、クーラー付の車に買い換えるとドイツ人同僚に話したら、たった一週間の暑さのために勿体無いと言われたくらいだ。

さて8月になったというのに、次男が応募した大学の一つであるハノーファー大学からは何の連絡も来ない。

他の大学、例えばミュンヘン大学は応募締め切りである7月15日の3日後の18日には、書面で入学許可が届き、ネットで応募したデュッセルドルフ大学や、キール大学も先週8月3日までには、選考状況が選考中から許可へと変わった。

痺れを切らして、ハノーファー大学に電話を入れたところ、悠長なもので、8月15日から末に掛けて、書面で連絡がいくので、それまで待つように言われてしまった。

ネットでハノーファー大学を検索してみたところ、許可がでるのが例年極めて遅いようで、2010年にも応募した生徒がネットのフォーラムに8月10日になるのに連絡が来ないが、来ている人がいるかどうかを尋ねているのを見つけた。

ところでミュンヘン大学は8月15日までに入学手続きを開始しなければ、許可が取り消しとなってしまうため、全ての許可が出揃うまで待ってもいられない状況となった。

そのため、次男に少なくとも入学許可が来ている3校から1校を選択して、手続きを始めるように促したところ、次男はあっさりとミュンヘン大学を切ってしまったのである。

その理由を問いただしたところ、次のような答えが返ってきた。

1) ミュンヘンは家賃も物価も高いため、留年などをした場合、家計が破綻する恐れがある。

長男の例からしても、バイエルンは学力水準が高いため(NRW州の学校はバイエルン州に比較して、自然科学系科目では一年の遅れがあるという記事さえある)、その穴埋めを自力でするとなると、かなり大変である。

2)希望する学科は実習が多く、実習リポートの量と質が半端ではない。次男の話では、見学に行った際、見せてもらったリポートは実に27ページもあったという。実習はほぼ毎日といっても過言ではないため、これと並行して復習、予習をするとなると自炊生活はほぼ不可能という予測がたつ。

長男の大学のように、複数の小テストの結果で、期末試験を受ける制度ではないため、リポートに追われて気がつけば、期末試験前になっていたという事態になりかねない。

さてこの小テストであるが、期間内に3回ほどあり、これに100%で合格しない限りは、期末試験が受験できないと、長男は話していた。

結果、70%近くが受験できず、上の学年の学生でも小テストを受けにきている者が少なくないとのことだった。

どこの大学でも100%を求められるのかどうかは定かではないが、この手のテストの話は他大学でもきくことはある。

3)学科の学生から聞いた話に拠れば、ミュンヘン大学が行っている研究は素晴らしいが、教授陣が研究に熱中するあまり、後続指導に力がはいっていないらしい。講義開始直前にまとめたようなものもあり、学生から改善要求もでているそうである。

6月に実際に講義を聴講したが、確かに気のない講義をしている教授がいることも確かであった。けれども、これはどの大学にも言えることかもしれない。しかし、学科の学生の指摘は、化学・生物化学を比較しての事であるため、やる気のなさの程度が強いと推測される。

以上のことから、ミュンヘン大学への進学を取りやめたわけであるが、ドイツでは実際のところ、大学名よりも何を学んだか、どういう成績で卒業したかが、問題視されるわけであるから、次男の選択は間違いでもないのだと思われる。

鶏口と成るとも牛後と成る勿れ、私のような日本人が大好きな、エリート大学に行くよりも、自分が納得できる大学に行き、無事卒業する事、それが何よりなのかもしれない。

ISO2.png
あまりに暑いのでIsotonic飲料を作ってみました。
水1リットルに対して、砂糖大匙3(27g)、塩小匙1(5g)、レモン果汁一個分(大匙2)



今回も最後までブログをお読みくださり有難うございます。次男がハノーファー大学の通知をひたすら待っているので、ここが本命かと思いきや、そうでもないようで、ガールフレンドの事もあってか(?)地元か、基礎講座から生物が多い、キール大学を考えているよう。そこでキールの下見で目をつけていた私設の学生寮を管理する不動産屋に電話したところ、なんと担当者が3週間の夏休みで不在となっており、秋に具体的にどの部屋が空くのかは、その人物しかわからないため、月末に再度電話してほしいと言われてしまった。全く、これだから、ドイツというのは・・・
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Author:ダイネムター
がんばってんジィ(Gammbatten Sie)!の管理人、ダイネムター(Deine Mutter)です。ミュンヘンで昨年から大学生している長男とNRW州州都デュッセルドルフで大学生になったばかりの次男を持つ日本人母です。
これまでの経緯で気づいたドイツと日本の教育の違いや、お子さんをドイツ内外のドイツ学校に通わせていらっしゃる方々へ何か役に立てることがあれば書いていきたいと思っています。
他の州の情報にも興味がありますので、うちの州はこうだぞというようなコメントを頂ければ嬉しいです。

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