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激風フリーデリケと登校問題

今週の木曜日、ドイツ、NRW州全域とその東方の地域が激風に見舞われた。

州内だけでも3人の死者をだすほどの、10年来の大型激風であった。

折りしも当日、次男が通学するギムナジウムは授業は2時限までで、後は校長の退任式となり、生徒代表を除いては下校することになっていた上、次男に至っては高等部ということもあり、2時限目のみの授業となっていた。

この大型激風に関しては、数日前から天気予報等で注意を促していたため、知ってはいたのだが、朝になるまで登下校については深く考えてもいなかった。

さて夜が明けて、次男に登校するべきかを訊かれて、初めてその問題に対処することとなった。

小学校の頃までは、クラスがあったため、こういう非常事態等が発生した場合、クラスの保護者代表が学校に連絡したり、担任から連絡が入ったりで、名簿順に連絡事項を回したものであるが、ギムナジウムの高等部ともなると、クラスがないため、そういう連絡も入ってこない。

ただ、学年の生徒のグループ内の連絡網だけが唯一の参考となる。

確か子供達が小学校だった時、おそらくは10年前の激風か何かの時、学校から後日非常時のための連絡先のお知らせの紙を貰ったのだが、最近、ドイツ人伴侶が冷蔵庫外部を清掃する際に、マグネットで留めてあった紙類を全てはずしてしまったうえ、それらの置き場所を忘れてしまったために、行方がわからないのであった。

次男曰く、州の学校庁のツイッターによれば、子供を学校に行かせるかどうかは保護者の判断によるというものだった。

そこで、その情報を元に極端な天気の場合の取り決めという学校庁のホームページのサイトを読んだ。

しかし読んだところで、学校までの道中の危険性をどう親に判断しろというのであろうか。

また欠席するなら欠席するで、基本的に授業開始前までに電話連絡をする義務がある。

慌てふためいてネット検索をすると、お隣のNeuss市では賢明なことに前日に市内の学校全てを休校にすることを決定したという記事があっただけで、Krefeld市についての情報は皆無であった。

前日、次男が2時間目担当の教師に、2時間目だけの為に登校しなければならない生徒も少なくないので、休講にしないかと話しかけたが、駄目だったと言っていたため、これで激風を理由に登校しなければ、3月16日までの3年生後期の成績に関わるやもしれないと冷や冷やしていたこともあったが、漸く明るくなってきた外を見ると、さほど風が強そうにもなかったため、次男に登校を促した。

授業が終わり、次男が帰宅すると電話を掛けてきた時には、激風が丁度猛威を奮っていた所で、帰宅を止めて、暫く学校内で待機するように指示した。

その1時間半頃に再び電話があり、バスの停留所からであったが、他の待合客の話からバスが不通になっているとの事だったため、再度学校に戻るように言ったが、徒歩で比較的近所である彼女の家に行くと言って、電話を切られてしまった。

結局、この日、NRW州全域で電車が不通となってしまい、バスや路面電車なども一部で運行停止となっていたようである。

州都であるデュッセルドルフの自治体は、州全域に警戒警報が発令されても、実際の状況は場所によって大きく異なるため、学校を休校にするかどうかは、区域の自治体による判断によるのが適切であるという見解を示している。

しかしながら自治体がNeuss市のような指示を出さず、保護者の判断に任せるという、安易な解決策を取った場合、一番被害を被るのは学校である。

結果、多くの学校では保護者からの欠席連絡の対応に追われる一方で、登校してきた児童生徒を終業時間より早く帰すのが適切かどうかの判断を迫られる事となった。

更に学校だけではなく、保護者も被害を受けた。なぜなら、保護者にも登下校が安全かどうかの判断のしようがなく、特に年少の子供を抱えている場合、子供を学校に送り出すしか選択肢が無かったり、登校させたところで、急遽子供を迎えに行かなければならない事態になったりしたからである。

地球の温暖化の影響で、この先、ますますこういった状況が発生する事は間違いない。学校庁は、今回の各関係者からの苦情を真摯に受け止め、規則を改善すべきだと思う。




今回も最後までお読み頂き有難うございました。激風が吹き荒れた18日は子供達のギムナジウムの校長先生の退任式でした。保護者も代表しか出席できなかったため、式には参加できませんでした。この先生は長男が入学する年の3月に就任し、長男と8年間、翌年入学した次男とも7年5ヶ月を共にしました。途中、長男の数学の教科担任であったこともあり、しばしば個別に話をする機会もありました。7月にある次男の卒業パーティーに出席してくださるのであれば、是非、直接お礼を言いたいと思っています。次男のギムナジウム生活も残すところ、あと2ヶ月。思い起こせば、あっという間でした。保護者会、学校の催し物、保護者面談、その他諸々、幾度学校への道を歩いたものでしょう。

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プロフィール

ダイネムター

Author:ダイネムター
がんばってんジィ(Gammbatten Sie)!の管理人、ダイネムター(Deine Mutter)です。ミュンヘンで昨年から大学生している長男とNRW州州都デュッセルドルフで大学生になったばかりの次男を持つ日本人母です。
これまでの経緯で気づいたドイツと日本の教育の違いや、お子さんをドイツ内外のドイツ学校に通わせていらっしゃる方々へ何か役に立てることがあれば書いていきたいと思っています。
他の州の情報にも興味がありますので、うちの州はこうだぞというようなコメントを頂ければ嬉しいです。

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