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不公平なアビトゥア(試験問題の大きな違い)

次男のアビトゥアの第一日目まで、90日を切った。

昨年末に返却された最終学年前期一回目の生物の試験は、12点で、ドイツの一般的な1を最高とする5段階評価では2+である。

昨年度も試験の成績にバラつきがあり、最高でも13点(1-)とパッとしない。

次男の志望先の大学学科によっては、理数系の科目の成績に比重を置く評価であるため、このままでは大変だということで、市民講座(Volkshochshcule)のアビコースの生物を取ることになった。

慌てて電話で問い合わせたところ、1月の第二週から始まるため、案の定、コースは定員に達していた。

コースの案内には、少人数と記載されていたのみで、正確には何人で催行されるのかも明記されていなかった。

そこで定員を確認したところ、市民講座では珍しく僅か8人であった(通常は最低催行人員が二桁)。

無理を言って参加させてもらうことになったのだが、先週第一回目の講座に行った次男の話を聞いて唖然とした。

なぜなら9人中、1人が病欠であったそうだが、残る8人の内、4人がベルーフス・コレーグという職業学校(ギムナジウム過程がある所もあり、職業ギムナジウムと呼ばれている学校も存在する)の生徒であったからだ。

唖然としたのは何も私だけでなく、担当する講師も同様だったようだ。

確かにベルーフス・コレーグでも俗に言う学科アビ(専門アビ)だけではなく、一般のアビトゥアも取得可能ではあるが、試験内容が異なるらしいのである。

彼らが受ける試験の過去問、練習問題を見たところ、ギムナジウムの基礎コースの設問を、更に簡易にしたような問題だったと、次男は話していた。

講師はギムナジウムのアビトゥアの準備コースの為に、市民講座から呼ばれたわけであるから、驚いたのも無理はない。

けれども今更、どうしようもなく、コースはグループを二分割して行われることになったという。

ベルーフス・コレーグ等のアビトゥアの成績と、ギムナジウム等のアビトゥアのそれと、大学側の評価が異なることは既に知っていたが、通常成績が3分の2を占める事に由来するものであると考えていたのだが、最終の筆記試験まで異なるとは思いもしなかった。

しかし同じギムナジウムでも、教科担任が異なると、定期試験の質も量も異なるようである。

というのも、次男の生物の能力コースに、長男の学年だった生徒、つまり留年組が数人いるのだが、彼らの今年度の生物の成績は去年比で3点(5段階の1段階)ほど低くなっているというのだ。

お陰で去年、生物で落ちたといっても過言ではない生徒の母親が、今年度の成績をみて青くなって、市民講座の生物に申し込み、それでやってきたというコース・メイトがいたそうだ。

更に、次男の新しい彼女は一学年下なのだが、生物の能力コースを取っており、彼女が見せてくれた前期一回目の試験が、これまた簡単だったらしい。

確かに長男も以前話していたが、数学の能力コースが二つあったのだが、長男とは別のコースは通常成績の平均が2.幾らだったそうだが、アビトゥアの本試験前にはユースホステルに泊まり込みで、試験前特訓を実施したという。

こうなると、どちらのコースの生徒が好成績だったかを知りたいものだが、残念ながら長男から情報は得られなかった。というより、試験が終ってしまえばそれまでと言った感じで、気にも留めていなかったという方が正しいのかもしれないが。

アビトゥアの成績は3分の1が定期試験、3分の1が授業態度等、3分の1が最終試験にかかっているが、その3分の2が教師次第とは何とも頼りないものだといわざるを得ない。




今回も最後までお読み頂き有難うございました。昨日15日は裏千家のお勉強会の初釜で、とうとう着物デビュー出来ました!成人式の着物代で、短期語学留学に出掛けてしまったので、実は七五三以来、着物に手を通す事がなかったのでした。着付けを練習し、着物への興味も広がる今日この頃です。成人式のHarenohi計画倒産(或いは詐欺事件?)の被害者の皆様の気持ちを考えると、気の毒で仕方がありません。
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がんばってんジィ(Gammbatten Sie)!の管理人、ダイネムター(Deine Mutter)です。ミュンヘンで昨年から大学生している長男とNRW州州都デュッセルドルフで大学生になったばかりの次男を持つ日本人母です。
これまでの経緯で気づいたドイツと日本の教育の違いや、お子さんをドイツ内外のドイツ学校に通わせていらっしゃる方々へ何か役に立てることがあれば書いていきたいと思っています。
他の州の情報にも興味がありますので、うちの州はこうだぞというようなコメントを頂ければ嬉しいです。

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