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大学はあまくない!

長男がミュンヘン工科大学に行って、数週間がたった。

以外にも毎日のように電話をしているのは、私のドイツ人伴侶である。一緒に生活している時は、性格の不一致からか、結構口論が絶えなかったというのにである。

ミュンヘンの大学はどこも同じなのかは不明だが、世界的に有名なオクトーバー・フェストの終了後、一週間ほどのオリエンテーションがあった後、漸く講義が開始された。

オリエンテーションでは、大学付属の醸造所の無料ビールが振舞われた他、夜はお決まりの学生パーティーである。

その間、長男は学課の学士修了前後の先輩の話を聞く機会もあり、私が今まで散々話していたはずの試験落第率も、単なる脅しではなかったと悟り、青くなっているようだ。

また、ある先輩は、学生生活は死んだも同然だと語ったそうである。

というのも、理系の学生は一般的に、午前中は講義、午後は演習か実験となるうえ、休暇中は進級必須事項である企業実習などが入るため、他の事をしている余裕など、ほとんどないからだろう。

因みにこの手の話も、昨年、次男と一緒にデュッセルドルフ大学生物化学科を見学に行った時に聞いていて、長男にも話してあったのではあるが。流石に当事者から直接聞く情報は、耳に堪えたのかもしれない。

ドイツのギムナジウムの高等部は日本の大学のように、各自選択する教科が異なるため、ほぼ一人一人が異なる時間割で授業を受けているのだが、時間割はご親切にも学校側が作成し、学年の初めに配布される。

ところが大学ともなれば、日本の大学同様、個人で時間割を組むことになる。

早い講義や演習・実験は朝8時からで、遅いものだと夜7時までとなり、もはや大学で一日を過ごすこととなる。

講義の進度もギムナジウムとは雲泥の差のようで、数学の講義などは一回で学習単位一つを終えてしまうらしい。

演習は後日、上級生等の指導の下で行われるが、曜日や時間帯によっては、かなりの少人数だという。

化学エンジニアのコースだが、一年生前期で生物が必修となっており、最低300問の質問に答えられるようになっていなければならないそうで、ギムナジウムの高等部で生物を選択しなかった長男にとっては最初の難関になりそうである。

余談になるが、来年、生物化学の専攻を希望する次男には、多くの大学で、高等部で選択しなかった物理が待ち受けている。

つまり将来、理系に進学希望の生徒は、出来れば生物、化学、物理と理系科目全てを履修しておく方が無難であるということだ。

ところで長男の話では、化学エンジニア科の新入生は約100人弱、総合大学の学科としては小規模で、機械工学科等はざっと600人はいるだろうとのことだった。

学科により学生選考基準が異なり、次男が希望する生物化学はアビの成績の平均が1,0(最高点で医学部にもいける成績)でも面接が課せられている。その一方で、確か物理科は応募者全員が入学できると書いてあったような覚えがある。

さて新入生と一口にいっても様々で、アビトゥア後、職業訓練をし、数年職業経験を積んだという24歳の学生がいるかと思えば、昨年アビトゥアを取り、機械工学に進んだものの、転科してきた19歳の学生もいる。

他の学生がドイツの大学の講義やその内容をどう受け止めるのかは、私が知る由もないが、アビトゥアの最後の最後まで、日本人が知っているような勉強をしなかった長男にとっては、初めての試練。

願わくば初志貫徹してもらいたいものである。

TUM2.png
ミュンヘン工科大学の数学、情報学、物理科の建物内部

まるでデュッセルドルフの空港みたいです。中央に写っているのは、なんと滑り台で、上の階から滑り降りることが出来ます。傍には、それに使うマットまで置かれていました。
最初は驚きましたが、多分非常時に使用するのではないのでしょうか?確かに非常時にはエレベーターは使えませんし、狭い階段を使うのは危険ですから。発想は珍しくはないですが、それを作ってしまえるところが、凄い!
許可できるほどに大学に予算があるということでしょうか?


今回も最後までお読み頂き有難うございました。今週の火曜日にドイツ人伴侶がいきなり、木曜日からミュンヘンの長男を訪ねようと言い出し、木曜から土曜日に行ってきました。とはいえ、片道700キロもあるため、移動が一日掛かりで、正味一日の訪問でした。日本人観光客でもしないであろう強行軍で、流石に堪えました。

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No title

久しぶりに記事拝見しました。見るたびに納得させてもらっています。
当方の長男もミュンヘン工科大学在学中で充実した生活をしているようです。写真の滑り台、名物ですよね。私も2年前に滑りました。
息子さんの検討を祈っています!

コメントのコメント

Nobby様、コメントを有難うございます。

私も滑り台を滑ってみたかったのですが、主人が一緒だったので、やめておきました(一人だったら、変なアジア人のオバサンが滑り台を楽しそうに滑っている光景となっていたかもしれませんが・・)。

ご長男はどちらの学部学科でしょうか?我が家の長男は最後の最後で決めたので、現在、トンでもなく家賃の高いアパートにいます。Nobby様のご長男はWGとかにお住まいですか、或いは学生アパートとかですか?

Nobby様の残るお二人のお子様のアビはいつでしょう?我が家は二年連続となり、出費が辛いです。

No title

長男は Wirtschaftsinfomatik 専攻で、 Auslandsemester が来年の1月からです。卒業は2019年の春らしいです。住まいはWGで、今年末で出ます。高いすよね。ミュンヘンは・・・
長女は来年アビ、次女は4年後。みんな頑張っています。
プロフィール

ダイネムター

Author:ダイネムター
がんばってんジィ(Gammbatten Sie)!の管理人、ダイネムター(Deine Mutter)です。ミュンヘンで昨年から大学生している長男とNRW州州都デュッセルドルフで大学生になったばかりの次男を持つ日本人母です。
これまでの経緯で気づいたドイツと日本の教育の違いや、お子さんをドイツ内外のドイツ学校に通わせていらっしゃる方々へ何か役に立てることがあれば書いていきたいと思っています。
他の州の情報にも興味がありますので、うちの州はこうだぞというようなコメントを頂ければ嬉しいです。

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