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子供がいる家庭必読!使い物にならない賠償責任保険

独身の時はともかく、家庭を持ち、子供を持つようになると、家族保険というものに、関心が出てくるのだが、この中に賠償責任保険も含まれる。

しかし、これが非常に使い物にならない。

まず未就学(7歳未満)の子供が物品を破損した場合、例えば公共物や、デパートやスーパー等でガラス・陶器製品などを壊すなどした場合、親の監督不行き届きとなり、賠償責任保険では支払われない。

我が家はマンション住まいで、庭先に共有の遊び場というか空き地があるのだが、その昔、ここで子供達だけで遊ばせていたら、他の住人から苦情がでた。

その住人曰く、空き地は子供だけで使用させてはいけないと規則に書いてあるというのだ。

そこで規則書を読んでみると、確かに空き地を使用する場合、6歳以下の子供は父兄同伴であると書かれていたのである。

当時はその事を非常に不満に思ったのだが、賠償責任の事を考慮すれば当然のことである。

小さい子供だからこそ、親の目を盗んで、事をしでかすわけで、そのための賠償責任保険だと考えていた私には、大きな衝撃だった。

賠償責任保険の落とし穴はそれだけではない。

最近、次男が自転車同士の接触事故にあったのだが、直接の目撃者がいなかったため、右折した友達に気をとられてぶつかってきた7年生の女の子は、その事実を認めず、事故で損壊した自転車の修理代は全て次男が支払うことになった。

加害者の自転車は壊れなかったようだが、被害者である次男が乗っていた自転車は前輪のブレーキの部分が歪み壊れたほか、それを支える部分が折れてしまったのである。

さて次男がその時乗っていた自転車は、学校の友人から昼休みに借りたものであったのだが、これに賠償責任保険がおりるかといえば、答えは残念ながら否である。

なんと借用した物品には賠償責任保険はきかないのである。

勿論加害者が非を認めれば、加害者の保護者の賠償責任がおりるのであるが、それも不可能のようだ。

というのも学校の社会教育担当をはさんだ生徒同士の話合いでは、女子生徒は何も言わず、連絡先を次男に渡したのだが、夜に保護者に電話をすると、次男がぶつかってきて、彼女がよけようとしたという話になっていたうえ、賠償責任保険に加入していないということだった。

私も以前勘違いしていたのだが、賠償責任保険は支払いがあっても、自動車の保険と異なり、それにより保険料があがることはない。

私はその保護者もまた外国人であるため、もしかすると勘違いして保険を利用することを拒否しているのかもしれないと勘ぐっているのだが、それを言い出すこともできず、現状では自腹で修理代300ユーロを出すことになっている。

警察でも証人がいれば民事訴訟を起こす事も可能であるといわれたが、車道を走っていた車の運転手以外、目撃者もいない状況だったため、ほぼ不可能だと思われる。

ドイツの諺に「正当性があるのと、それが認められるのは別物だ」というのがあるが、正にその状況である。

ついでに賠償責任保険について補足するならば、追加で借用物に対する保険というのも付けられるそうだ。

ところで家族保険だが、子供が成人になった場合、どうなるのだろう。

これについて、保険会社に問い合わせたところ、成人の子供も親と同居している場合、25歳(?)位までは親の保険が適用されるとのことであった。

このブログの読者はお子さんがいらっしゃる方がほとんどであると思うので、賠償責任保険の適用条件についてはくれぐれも注意して頂きたい。



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ダイネムター

Author:ダイネムター
がんばってんジィ(Gammbatten Sie)!の管理人、ダイネムター(Deine Mutter)です。
ミュンヘン工科大2年生の長男とデュッセルドルフのハインリッヒ・ハイネ大学生物化学専攻1年生の次男を持つ日本人母(日本の教免取得者)です。

保護者代表でギムナジウムの数学教科会議に参加したり、学年保護者集会ではニーダーライン企業主連盟協賛の化学アカデミーの紹介をするなど、小学校からギムナジウムまで子供達の教育に積極的に取り組んできました。

その経験を活かして、デュッセルドルフや近郊にお住まいの方を対象に、サポートサービスを提供いたします。お子さんの勉強、学校の関係でお悩みの方、まずはメールにてご相談ください。

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