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どうなるギムナジウム?

以前のブログでも書いたように、NRW州は来年5月に州選挙を控えている。投票者の関心の一つがギムナジウムを現行の8年制から旧制の9年制に戻すかどうかである。

数年前に隣の州であるニーダー・ザクセン州が9年制に戻った頃から、8年制への風当たりがなお一層強くなり、確か昨年だったと思うが、一昨年のバイエルン州のように、9年制への復帰を求める団体が国民請願のための署名を集めたほどであった。

先月頃までは州の連立政党である緑の党とドイツ社会民主党は8年制を保持する一方で、必要がある生徒には従来のような複雑な手続きを取らずに一年余計に学習できるような方向にもっていこうとしていたようであった。

最大与党であるキリスト教民主同盟はどちらかと言えば、成り行きを伺っている感じで、党全体としての方向性も明らかになっていなかった。

くどいようだが、NRW州では8年制に変更されてから一回だけ、学校単位で9年制に戻る機会があったが、それを活用した学校は極僅かであり、私が住むクレフェルドにいたっては、全校が8年制に留まった。

そういう経緯もあったせいで、政党はこの件に関しての意思表示には非常に慎重になっていたのだと思われる。

あれから一ヵ月以上が経過し、ついに昨日金曜日に主な政党の方向性が新聞で明らかになった。

それに拠れば、学校庁の長官であるレールマン女史の緑の党は学校よっては生徒に両方の選択ができるようにさせたい意向であり、連立政党の社会民主党(SPD)はギムナジウムが学校として8年制に留まる場合でも生徒が希望すれば中等部を10年生まで延長することが可能になるようにしたいと考えているという。

そして問題のキリスト教民主同盟(CDU)だが、自由民主党(FDP)に同じく、9年制への復帰は、各学校の学校会議*の3分の2で可決され、学校を運営する機関(多くの場合は地域行政)との合意が見られることを条件とするらしく、海賊党、左翼党(Linke)が支持する9年制への完全復帰は拒否しているという話である。

9年制に戻るとしても、早くて2018/19年度となり、復帰はギムナジウムの質の改善の為に行われるべきだとしている。具体的には中等学年の学習内容を削減するとともに、第二外国語の導入を現行の6年生から7年生にするという。

ある調査によればギムナジウムの保護者の4分の3以上が9年制への復帰を望んでいるとされるが、現場の教職員、学校の多くは再度の変更には腰が上がらない様子である。となれば、最終的な決断に影響力をもつのは、真の当事者である生徒ということになるのだろうか。

*ドイツの学校会議は同数の保護者代表、生徒代表、教職員代表の参加によって開かれる。




明日で半月の秋休みもやっと終わります。半年後にアビトゥアの最終試験を控えた長男は、ようやく親に言われなくても、自分から勉強するようになりました。あと2ヶ月で18歳、成人になります。煎茶やほうじ茶を愛する長男に、独り立ちするお祝いにと値のはる急須も購入して、その日を楽しみにしている今日この頃です。

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ダイネムター

Author:ダイネムター
がんばってんジィ(Gammbatten Sie)!の管理人、ダイネムター(Deine Mutter)です。ミュンヘンで昨年から大学生している長男とNRW州州都デュッセルドルフで大学生になったばかりの次男を持つ日本人母です。
これまでの経緯で気づいたドイツと日本の教育の違いや、お子さんをドイツ内外のドイツ学校に通わせていらっしゃる方々へ何か役に立てることがあれば書いていきたいと思っています。
他の州の情報にも興味がありますので、うちの州はこうだぞというようなコメントを頂ければ嬉しいです。

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